お気に入りのタオルでヘビロテしていたら、ごわごわタオルになっていたなんてことはありませんか?
気づけば、ごわごわタオル。
顔を拭いていても、何だか痛い…。
そんなタオルで赤ちゃんや小さい子供の柔らかい肌を拭くのはかわいそうですよね。
ちょっとでも、ふわふわにすることはできないものかと、ごわごわタオルを復活させる方法やごわごわになってしまう原因など、ご紹介します。
ごわごわタオルを復活!ふわふわにする方法!!
一度ごわっごわになってしまったタオル・・・。
元通りのふわふわになるなんて想像もつきません。
でも、お気に入りのタオル、何とかちょっとでもふわふわにしたいんです。
そこで、次の方法を試してみました。
◆ごわごわタオルからふわふわタオルへ復活の道
ふわふわタオルにするということは、タオルの両面にある「ループ(糸が輪になっている状態)」をまっすぐに立ち上げさせることです。
ではどうしたら、よいのでしょう?
《洗い方》
タオルは汚れ以外にも毛羽も落ちます。
水量は洗濯機の中で、タオルが泳ぐくらいの量が理想といわれています。
脱水時間は短めに。
洗剤の量は適量で。
すすぎの最終段階で水40Lに対し、クエン酸小さじ1、又は酢大さじ1を入れます。
洗濯が終了したら、手早く洗濯機から出して下さい。
《干し方》
干す前にタオルの端を持ち、10回ほど振ってください。
そうすれば、タオルのループが立ち上がり、ふんわりします。
そして他の洗濯物よりも早く取り込みます。
乾燥機をかけるのも良いです。
自然乾燥後なら、60℃で約10分かけます。
乾かしながら、空気を含ませることによってふっくらするワケです。
ほんの少し気をつけるだけで、ふわふわタオルの復活です。
すごいですよね!
《保管方法》
ふわふわタオルに復活したのに、今度は保管方法をミスったら残念ですよね。
タオルのふんわりはタオルに空気が含まれているからです。
タオルの含んでいる空気が抜けてしまわないよう積み重ねし過ぎず、強い圧力が加わらないように気を付けて収納すればOKです!
タオルがごわごわになる原因は?
ごわごわタオルになってしまうのは、なぜなんでしょうか?
ごわごわタオルになってしまうのにはいくつかの原因があります。
ごわごわタオルになってしまった原因は、ふわふわタオルとは反対に、タオルのループが寝てしまっている状態だからです。
その要因はというと?
1.洗濯機から出した状態で干している
2.直射日光の当てすぎ
長時間干すと、繊維から水分が蒸発しすぎてしまい、固くなってしまうんです
3.大量の洗濯物と一緒に洗っている
多くの洗濯物を入れて、洗濯をすると、当然ながら洗濯物同士で摩擦が起こります。
他にも目詰まり・縮みの心配も出てきます。
4.洗剤や柔軟剤が落ちきっていない
洗剤の溶け残り、柔軟剤のすすぎ残しはタオルについてしまいます。
そして干されて乾燥し、タオルの表面で固まってついてしまうのです。
洗濯するとそれが繰り返され、その残骸は貯まっていきます。
そしてタオルの鎧のようになり、ごわごわタオルに仕上げてしまうのです。
ちょっと怖いかも…。
タオルの臭いが取れない!どうする?
よくCMで見かける「洗ったのに、何だかくさ~い」ってフレーズありますよね?
1つ目の原因は、洗濯で落としきれなかった洗剤です。
なので、洗濯をするときは次のことに気をつけてみてください。
1.使用後は放置せず、速やかに洗う
2.汚れは残さない
3.多めの水と適量の洗剤で洗い、すすぎの回数を多くする
2つ目の原因として考えられるのは雑菌です。
雑菌たちは私たちの目に見えない汚れを餌とし、増加しいきます。
いくら頑張って洗濯をしたところで、雑菌たちは仮眠状態になるだけで、死滅はしてくれないんです。
では、その雑菌たちを排除するにはどうしたらよいのでしょう?
1.熱湯で消毒する
鍋で15~20分煮ます。
2.酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)でつけおきをする
40~60℃のお湯を準備し、適量の酸素系漂白剤を入れます。
そこにタオルを入れ、1~2時間つけおきにします。
その後しっかりすすいで、干して下さい。すすぐ時に他の洗濯物といっしょにしても大丈夫です。
においの初期段階なら重曹+クエン酸で落ちます。
1.重曹スプレーを作る(水500ccに対し、重曹大さじ2~5を入れ、混ぜる)
2.クエン酸スプレーを作る(水500ccに対し、大さじ3~4を入れ、混ぜる)
準備ができたら、気になる場所に重曹スプレーを振りかけ、手もみします。
次にクエン酸スプレーを振りかけ、15分放置です。
その後、洗濯開始です。
これで、ずいぶん気になるにおいが取れますよ!
おわりに
洗い方や干し方を工夫すると、新品のようにとはいきませんが、ごわごわがふわふわに戻ります。
顔にタオルが触ったときにふわっとすると嬉しい気持ちになりますよね。
次に新品のタオルをおろす時は、最初から洗い方や干し方に気をつけて、ずっとふわふわで使えるようにしたいですね!