ビールのおつまみの定番、枝豆。
子供も大好き、あっという間になくなってしまいます。
そんな大人気の枝豆の美味しい茹で方と
ちょうど良い塩加減、
上手な保存方法をご紹介!
枝豆だけに豆知識、知っておきたい枝豆の栄養についても
ちょこっと紹介いたします。
枝豆の茹で方、おすすめはこれ!
枝豆を美味しく食べるためには、
次のことがポイントです。
まず、枝豆は、収穫してから時間が経つにつれ、
どんどん味と栄養が落ちていくので、
買ってきたらすぐに茹ででください。
遅くても3日までです。
保存する時は、冷蔵庫に入れてください。
そして、美味しい茹で方はこちら。
1.枝豆のさやの端っこを少し(3~5mmくらい)切ります。
こうすると、塩のしみ込みが良くなります。
ちょっと、面倒くさいですがぜひやってみてください。
2.茹でる前に、枝豆と適量の塩を
大きめのボールに入れて手のひらでこすります。
表面の毛が取れて、食べやすくなり、
もっと美味しく感じますよ。
3.沸騰したお湯に塩を入れます。
お湯の量は枝豆の3倍くらい、
塩は、4%の濃度にすると、枝豆の甘さが引き立ち、
色よく茹でられてちょうど良いです。
お湯1リットルにつき、塩40gの計算です。
約大さじ2杯くらいです。
4.お湯に塩でこすった枝豆をそのまま入れます。
3分くらい茹でて、豆が少し膨らんだ感じになったら、
ザルに上げてください。
5分以上茹でると食感が悪くなるので、
ちょっと固めで、余熱で火を通します。
5.塩を振りかけ、全体をかき混ぜます。
そして、うちわや扇風機で、できるだけ早く冷ましてください。
水で冷やすと、水っぽくなって
美味しくなくなってしまうので、避けてください。
これで、美味しい枝豆の出来上がりです。
そのまま食べても、もちろん美味しいですが、
ご飯の混ぜ込んだり、和物やポテトサラダに
混ぜても美味しいですよ!
枝豆を保存する方法は?
枝豆がたくさんある時は、生のままではどんどん
鮮度が落ちていくので、
一気に茹でて冷凍保存しましょう。
すぐに食べる予定の時は、冷蔵でも・・・。
1.茹でてうちわなどで自然に冷ました枝豆を
ジッパー付きの密閉袋(ジップロックなど)に入れて、
出来るだけ空気を抜きます。
2.袋の周りをアルミホイルで巻きます。
こうすることで、速く冷凍することができ、
色がおかしくなるなどの変質を防ぐことができます。
3.解凍する時は、自然解凍でもいいですが、
待ちきれない時は、電子レンジで3分温めます。
凍ったままお弁当に入れても良いですよ。
ちょっと手間はかかりますが、
サヤから出した豆だけを冷凍しておくと、
料理に使うとき、楽ちんです。
保存期間は、冷蔵なら2~3日、
冷凍なら約1ヶ月です。
枝豆の栄養とカロリー
ちょこっとだけ、豆知識。
枝豆の栄養、知ってますか?
枝豆には、タンパク質、ビタミンB1・B2・C、カリウム、
βカロチン、食物繊維、鉄分などがたくさん含まれています。
枝豆のタンパク質には、アミノ酸の一種である
「メチオニン」が含まれています。
「メチオニン」は、コレステロール値を下げ、
活性酸素を取り除く作用があります。
また、肝機能を高めてくれるため、
二日酔いや飲み過ぎにも効果があります。
ビールのおつまみの定番なのもうなずけますね。
またビタミンB1・B2は、糖質や脂質、タンパク質などを
分解して、エネルギーに変えてくれます。
そして、カリウムはナトリウムを排出し、
利尿作用も促すので、
高血圧防止やむくみの解消に役立ちます。
カリウムが不足すると、脱力感など夏バテしやすくなります。
枝豆は、夏の野菜。
枝豆を食べて、夏バテを防止しましょう!
気になるカロリーですが、枝豆の可食部分100gにつき、
135Kcalです。
栄養価が高いだけあって、夏バテにも効く素敵な豆ですが、
食べ過ぎ注意です。
おわりに
今まで、いまいち上手く茹でられなかった枝豆も
これで大丈夫!
ぜひ、試してみてくださいね。