お月見団子やみたらし団子、白玉だんご、どれも美味しいですよね。
ぜひ、家で作って食べたいです。
でも、いざ粉を買いに行ったら、色々あってどれを使ったらいいか分からないなんてこと、
ないですか?
そこで、だんご粉、白玉粉、上新粉の違いと、固くならないお団子の作り方、みたらし団子の美味しいたれの作り方をご紹介します。
だんご粉と白玉粉と上新粉の違いは?
スーパーの粉売り場に行くと、色々な種類の粉が売っています。
小麦粉、片栗粉、米粉、もち粉、だんご粉、白玉粉、上新粉などなど・・・。
この中で、お団子を作るために使うものは、だんご粉、白玉粉、上新粉、です。
でも、どれを使えば悩んだことはありませんか?
そこで、それぞれの粉の違いについて。
◆だんご粉
うるち米ともち米の粉を混ぜ合わせて、顆粒状にしたものです。
メーカーによって、配合の比率は違いますが、うるち米が多いほど、コシの強い団子になります。
想像している団子の食感はこれだと思います。
◆白玉粉
もち米を精白して、洗って水に浸したものを、水ごと挽いて沈殿したものを乾燥させた粉です。
なめらかな食感で、もちもちした感じの団子になります。
個人的には一番餅っぽくなると思います。
◆上新粉
うるち米を精白して、洗って乾燥させたものを粉にしたものです。
粘りやもちもちした感じはあまりなく、歯ごたえのある団子になります。
というわけで、だんご粉は上新粉(うるち米)と白玉粉(もち米)が最初から混ぜ合わさっている便利なものなんですね。
なので、月見団子やみたらし団子を作る時は、初めからだんご粉を使っても良いですし、
好みの固さにしたい時は、上新粉と白玉粉を自分で混ぜても作れます。
固めでしっかりしたお団子にするなら上新粉を多めに、柔らか目でもちもちした感じにするなら白玉粉を多めにしてください。
とにかく柔らかめがいいという場合は、白玉粉でいわゆる白玉だんごにすると良いですよ。
白玉粉で作った団子を茶碗蒸しに入れると、とろける感じになって美味しいです。
お団子の作り方 固くならない方法は?
作りたてのお団子は柔らかくて美味しいのですが、時間がたつと固くなってしまったり、
出来たばっかりなのに最初から固くて、何か思ってたのと違う・・・、という感じになることがよくあります。
せっかく作るなら、柔らかいお団子が食べたいですよね。
そこで、お月見団子やみたらし団子を作る時は、次の方法を試してみてください。
◆固くならないお団子レシピ
・材料(30個くらい)
上新粉・・・160g
白玉粉・・・40g
砂糖・・・・50g
熱湯・・・・約200cc
1.ボールに上新粉と白玉粉、砂糖を入れ、よく混ぜあわせます。
2.熱湯を少しずつ入れ、木べらでよくこねます。
手でこねる方が上手にこねられますが、とても熱いです。
最初は木べらでこねて、少し冷めてからの方が安心です。
3.全体にまとまる頃にはあまり熱くないので、手で耳たぶくらいの固さになるように
よくこねます。
4.適当な大きさにちぎって皿にのせるか、ボウルに入れたままラップをして、電子レンジで4分加熱します。
つやっとして、触ると弾力がある感じになればOKです。
ちょっとぱさついている時は、少しだけ熱湯を足してください。
5.熱いうちにすりこ木や木べらでつきます。
粗熱が取れたら、手に水をつけながら団子状に丸めます。
甘くない団子がお好みの場合は、砂糖の量を少し減らしてください。
ただ、砂糖が入っていたほうが固くなりにくいです。
お団子のたれの作り方!
出来上がったお団子は、もちろんそのまま食べても美味しいですが、甘辛いみたらし味のたれをかけると、一段と美味しくなります。
◆みたらし団子のたれの作り方
材料
水・・・100cc
市販の昆布だし(顆粒のもの)・・・少々
(昆布茶でもOK)
しょう油・・・大さじ3
砂糖・・・・・大さじ2
みりん・・・・大さじ1
1.片栗粉以外の材料を鍋に入れ、弱火で砂糖が溶けきるまで煮ます。
2.とろみがついたら出来上がりです。
もっととろみが欲しい場合は、片栗粉大さじ1/2を同量の水で溶いたものを加えます。
お団子は、少し焼き目をつけても美味しいですよ。
おわりに
お団子を作るのは一見難しそうですが、意外と簡単です。
子供さんと一緒に作るのも楽しいですよ。
たくさん作ってお団子パーティーはいかがでしょうか?
楽しく美味しく食べてくださいね!